月別アーカイブ: 2014年1月

[読書]モノを捨てよ世界に出よう 高城剛


高城さんの本を読むのは白本に続き2冊目。この本は『「ひきこもり国家」日本 』と、『70円で飛行機に乗る方法』の続編として書かれているらしいが、前作を読んでいなくても読む上での支障はなかった。

本の内容はとにかく海外に出て、外国で暮らしてみることを強く勧めるものとなっている。歴史上の偉人の言葉やエピソードを借りて、とにかく海外に出て暮らすという経験が、今後の人生を変える、というもの。高城さんの主張には頷けるものが多く、失敗を恐れず海外に出て行く勇気をもらえるような内容だった。個人的にはこれからはストックの時代ではないという主張には特に共感できた。僕もなるべくモノを減らして身軽になりたい。
また、高城さんがオススメする国や街の紹介がなかなか興味深かった。もう少し掘り下げて、街の紹介に重点を置いた本があれば面白いと思った。

幾つかのわかりやすい主張は、白本と同じものがあったが、白本を読んだ後でも読んでいて面白い内容だと思う。

    印象に残った言葉

  • 一度国際感覚を身につければ、どの国でも生きていけるようになるだろう。その能力は自信となり、引きこもりがちな心を開放し、より積極的に海の向こう側へ渡る力となる。
  • (英語学習に関して)広告に載っている単語は重要度が高いと知っておこう。日本ほど国民の基礎学力が高くない海外において、より多くの人に訴求しようとする広告では、特に汎用性の高い言葉やフレーズが使われているものだからだ。
  • 海外渡航先を選ぶ基準としては「世界都市」のランキングも参考になるだろう。一定の基準をもとにどれだけグローバルな国際性を持っているかを格付けしたもの。グローバリゼーションと世界都市研究ネットワーク(GaWC)が発表している。最高ランクはロンドン、ニューヨーク。次点は東京、パリ、香港、シンガポールなど。
  • 水や食料、エネルギー等を自ら入手できる個人や小さな集団が台頭するようになると思います。
  • (海外に飛び出すという)目の前にそびえたつハードルの正体は、時間やお金などではなく、変化することへの恐れだ。
  • もちろん、失敗することもあるだろう。しかし、やらずに後悔するよりは次に繋がるだろうし、自分の心を信じ続けることは、結果として大きな成功をもたらすものだと僕は信じている。まずは成功も失敗も考えずに、恐れにとらわれずに、自分と向き合おう。

[読書]白本 高城剛

タイ・プーケットでAIS TRAVELLER SIMを使ってみた

先日タイ・プーケット島に旅行に行った。僕のiPhoneはSIMフリーではないので、現地で利用しようと思うと、国際ローミングになり高額になってしまう。
そこで、どうにか現地でiPhoneを利用するいい方法がないか調べた結果、e-mobileのWiFiルーターであれば、基本的にSIMフリーなので海外SIMでも使えるとのこと。早速ヤフオクで中古のGL04Pを約4000円で落札して旅に備えた。

現地に到着し、早速プーケットのショッピングモール、JUNGCEYLONに向かう。
3階は携帯電話店というよりは、ガジェットショップみたいなお店が1フロアに何店舗も並んでいる。ただ、どの店も売ってるものは似たり寄ったりで、SIMフリーのiPhoneやアンドロイド、明らかにコピー品のApple製品の周辺機器などが並べられている。アンドロイドは日本では発売されていない新興国向けの廉価版ギャラクシーなどもあって、友人は1万円ほどで購入していた。
ここのどの店舗でもプリペイドSIMは購入できるみたい。


英語でSIMカードが欲しいことを伝えたら、「iPhone?アンドロイド?」と聞かれたので、モバイルルーターと答えると、どうもモバイルルーターが何かを知らなかったみたい。設定は自分でできると伝えると、アクティベーションだけしてもらった。どうも最初は携帯電話からアクティベーションを行わないといけないみたい。アクティベーションをしてくれるかを確認して購入するのが良さそう。


APNの設定は付属の説明書に書いてある。iPhoneからではうまく管理画面にログインできなかったので、ホテルに帰り友人のMacから設定を行う。

ローミング設定をオン。これはルーターの電源を切るたびに行わないといけない。
続いてプロファイルの登録。プロファイル名は適当にInternetとし、APN名は説明書にある通りinternetとする。その他はデフォルトのまま登録し、プロファイル選択で先ほど登録したプロファイルを選択する。
するとちゃんと3Gにつながるようになった。

速度も悪くない。

これで旅行中はいつでも友人と連絡が取れる状態になった。通話はLINEでできる。
ただ、繋ぎっぱなしにしとかないと、スリープになるみたい。長時間スリープになると、ローミング設定がオフになるみたいで、設定画面に入らないと再び繋げないみたい。

一度設定した後は、iPhoneからは、、、とURLを直に入力することで管理画面に入れるようになった。

一日繋ぎっぱなしにしておくと、電池がかなり減ってしまう。朝から夕方までならなんとか持つが、夜までとなるとモバイルバッテリーが必須。

海外旅行や出張に行かれる方は、お試しあれ。

[読書]10年後の仕事のカタチ10のヒント 松井博、大石哲之


昨年読んだ企業が「帝国化」する アップル、マクドナルド、エクソン~新しい統治者たちの素顔 (アスキー新書)の著者、松井さんがTwitterで宣伝していたので購入して読んでみた。
内容としては、これからの時代の働き方に関するトピックについて対談したものが収録されている。

大石さんはコンサル畑の方で、アジアを中心に自分で歩いて回って得た情報の引き出しを元に考えている感じ。一方の松井さんはアメリカで働き、生活することで考えた日本と外国の違いを語ってくれている。

二人とも意見の方向としては、やはり今後グローバル化、格差の増幅ということがテーマとなっている。大石さんは幅広く集めた情報などを元に意見を展開する。松井さんは働いて、生活して見えてきた外国、主にアメリカの実情を、自らが体験したエピソードを元に話している。

個人的には、実体験に基づく松井さんのエピソードの方が面白いはなしが多いように感じた。

印象に残ったところ

  • (アメリカの雇用文化について)正社員として働くメリットは健康保険。解雇されやすい・されにくいの問題ではない。
  • (転職の相談について)日本にいる人は、今までやったことのない仕事、異文化の仕事に就きたい、という希望が多い。インドや中国人はグローバルな視点だから、専門の領域でもっとデカイことできるイメージを持っている。
  • カンボジアでエンジニアを雇うと月2万円、日本でそこそこのエンジニアを雇うと月40万円。たった20分の1の人件費。同じコストならカンボジアで20人雇えてしまう。iPhoneアプリ案てあっという間にできてしまう。
  • 東欧はプログラムコンテストなんかやるとばんばん入賞するような大学とかごそごそある。でも東欧には仕事がないから、世界中からの仕事を安く引き受ける。
  • 自分が怠けたい一心で効率の良いやり方を考える。「言語」と「技能」は確かに大事だが、「仕組みづくり」ってのも大事
  • (アメリカの配管工がすごいハイテク化しているという話)実際にあなほったりといったものすごい重動労は人やとってやらせる。ホームセンターの前で立っているメキシコ人に掘らせる。で、自分はハイテク機器で原因だけ究明して、一番手が汚れる作業は下層ノマドにやらせるみたいなことが起きている。
  • (ベトナムで不動産業を始めた外国人が市場を独占しているという話について)先進国である仕事をそのまま持ってきているだけ。不動産の仲介業なんかありふれた仕事。必要なものは競争が無いところに最初に持っていく勇気。技能が無いなら勇気ぐらい持とう。
  • 「自分で決める、自分でリスクを背負う」って言う経験(起業など)は、会社で言われたことをやるのとは全く違う。
  • 東南アジアに行くとあり得ないことが色々起きる。それはもうそういうものだと思って慣れる。
  • (旅行のTipsについて)英語のガイドブックを読むのが良い。載っている観光名所も日本語のガイドブックとは違うから、別の旅をしている感じになる。「地球の歩き方」が絶対ではない。英語の本と両方見てみるのがよい。

[読書]白本 高城剛

昨年Kindleを購入して以来、今まで拒絶していた活字に触れることが多くなった。昨年は人生でも一番本を読んだ年になったと思う。今年は読むだけでなく読んだ本をなるべく記録に残していきたい。(新年の抱負)

沢尻エリカの元旦那であり、ハイパーメディアクリエイターといういかにも胡散臭い肩書きを名乗っていたことで知ることとなった高城剛氏の本を初めて読んでみた。

複数の著書があるようだったので、金額的にも手頃で、Kindleですぐ読めるというのもあって本書を手にしてみた。

本の内容は、本人のメールマガジンのQAから厳選したものを編集した内容となっている。

割としょうもない質問から、音楽などアートに関すること、ライフスタイル、悩み相談まで幅広い質問がカバーされていた。どの質問にも丁寧に答えてくれているのを見ると、メールマガジンも購読して、質問してみたいなという気持ちになる。

特に、これからの時代、社会、ライフスタイルに対する彼の考え方は、共感できるものも多く、もっと話を聞いてみたいという気持ちになるさせられる。彼の考え方を理解できない人も世の中にはたくさんいるだろうが、、、

ただ、内容的に少し薄いような気はした。というのも、やはり質問の分野が多岐にわたることで、それぞれの分野に対する意見などが薄くなっているような。どこかふんわりしている。ある意味クリエイターっぽいというか、概念的な話が多いというか。まあ280円という値段を考えると、不満と言うまでではない。数時間でさらっと読める、読みやすい本である。

この受け答えを見る限り、メールマガジンのQAでの受け答えは真摯に行ってくれそうなので、メールマガジンを購読し、自分のぎもんとか悩みをしっかりぶつけてみるのもありかなと。

また、他の著書には踏み込んで書いてあるのかもしれないので、もう少し彼の本を読んでみようと思う。

Amazonのレビューでは件数は少ないものの、高評価が多いが、おそらくメールマガジンの読者のようなファン層が書いているのだろうと想像できる。

280円を高いと思わなければ、買って読んでみるのはありだと思う。「ハイパーメディアクリエイター?胡散臭いよ。」と言わず、読んでみると、そんな敬遠する必要ない、意外と真面目な方という印象に変わると思う。ちなみに本書の中でハイパーメディアクリエイターの由来、その肩書きに対する本人の考え方が書いてあるが、本人は現在ハイパーメディアクリエイターを名乗っていないことも書かれている。

    印象に残ったところ

  • 今後大切なのは「英語」「コンピュータ」「国際感覚」「センス」の4点。Eメールで笑いが取れるということはこれらの要素を含んでいないとできないから、これが基準点
  • 人間関係を構築するとき、自分について話すことから始める。自分のiPhoneに「満員電車のビデオ」を入れておいて話のネタにすることで、自分や日本に興味を持ってもらうきっかけにする。
  • (結婚のアドバイスについて)悪い関係のときにどのようになるか、ということを見ることが大切
  • 誰かや何かに「楽しませてもらっている」と、つまらなくなることが増える。自分で自分を「楽しんでいる」と、ほとんどの場合つまらなくなることは無い。
  • 楽しい国、楽しい場所を選ぶ上で基準にしているのは、その国のトップチャートを見ること。日本のトップチャートはAKBや嵐だよね。。。
  • 海外を旅行する際、新聞を持って歩くと現地人にみられ、スリの危険が減る
  • 「なんとなく」はある日気がつくと大きく育っているもの。焦らず自分を信じること